今日のつぶやき(7) 少女漫画SF。

●昨晩、Twitterが一時ダウンしたあと、TLのデザインがまた変わった(他ユーザーのRTといいねの表示)。なんだか、違和感のある色とフォントですね。

●Twitterだと投稿が流れて埋もれてしまうので、過去のツイートを少しずつ拾って、こちらでまとめ直していく予定。「読書」カテゴリを作って、ジャンルをタグで整理します。とりあえず溜まっているのが、中華圏SFと、70~80年代の少女漫画SF史関係のデータ。少女漫画SF史に関しては、シミルボンでコラムを作って、再度まとめなおさないとデータが散逸しそう。

●普通「日本SF史」というときには、評論のほうでは小説しか扱いませんし、雑誌の特集でもそのような扱いです。しかし、実際には、「日本SF」とは他ジャンル(漫画・映像作品・ゲーム・その他諸々)も含めた総体です。小説はその一部にすぎません。その中でも、小説ジャンルと密接な関係をつくってきたSF漫画、特に、少女漫画SF史について、ちょっと書き残しておこうかという計画をたてています。最近、この時代の少女漫画全般の研究が進んできた(当時活躍した作家さんが、Twitterを始めたりしている!)ので、リアルタイムで読んでいた頃の話ぐらいは書き残しておきたい。

●なお、70年代末あたりからそうですが、女性作家が描くSF漫画が必ずしも少女誌に掲載されるとは限らない状態が当時からありましたし、作家が女性だけを対象読者としているわけでもないし、そもそも日本では「少女漫画誌に男性作家によるSF漫画が掲載されるのが普通」という歴史もありましたし、ペンネームだけでは作家の性別がわからないこともあって、ざっくりと「女性向け」と世間で思われているものとか、作中、なんらかの形で、女性登場人物の行動に強くスポットがあたっているものとか、そのあたりまで包括した、幅広くてライトな意味でとらえて下さい。
 あくまでも私個人が知っている範囲での記事になるので、研究でも論文でもありません。古い漫画の電子化が進んで、昔の作品を再読しやすくなったことも、過去を振り返ってみたくなった理由のひとつです。少し前までは古書を探すしかなかったのですが、ものによっては、Kindle Unlimitedで読めるというありがたさです。その反面、入手が困難になってしまった作品もある。