今日のつぶやき(8) 『誓願』雑感。「異形コレクション」復活。

●よく考えたら、「今日のつぶやき」にも内容の要約を入れておかないと、自分でもあとでログを探しにくいことに(いまさら)気づき、さかのぼって、タイトルに修正をかけました……。

●マーガレット・アトウッド『誓願』読了。前作『侍女の物語』とは、かなり雰囲気が違う。特に、後半以降大きく変わっていく部分を、どう解釈するか。三つのパートがすべて女性の一人称で語られるが、これを文体や登場人物の喋り方で描き分けている。これは、日本語に置き換えるとき、翻訳者の方も力が入った部分でしょう。海外のAmazonにレビューを見に行ったら、前作に強い思い入れがある方は、いろいろと言いたいことがある様子。さて、日本ではどのように受容されるでしょうか。
 それにしても、この「だまし絵」になっているカバー画は素敵で(画は海外版からそのまま使用、装幀は早川書房装幀デザイン室)あとひとつぐらい何か別の形が見えてこないかと目を凝らしてみましたが、さすがにそれはないみたい。

●あの「異形コレクション」が11月から復活。
 https://twitter.com/phantasticnight/status/1312949510092382208